========================== クラウドサービスを作成する ========================== ここでは、アプリケーションをデプロイするWindows Azureクラウドサービスを Windows Azureサブスクリプション上に作成する手順について説明します。 ここでの操作は主に `Windows Azure管理ポータル`_ から行いますので、 Webブラウザでアクセスしてご自身のMicrosoftアカウントでサインインしてください。 .. _Windows Azure管理ポータル: https://manage.windowsazure.com アフィニティグループの作成 ========================== アフィニティグループを作成し、各インスタンスやストレージを そのグループに所属させることで、それらのインスタンスやストレージが デプロイ先のデータセンター内部においても可能な限り物理的に近い場所に 配置されるよう指定することができます。 管理ポータルの「ネットワーク」→「アフィニティグループ」→「作成」から作成します。 アプリケーションをデプロイする予定の地域を入力のうえ作成してください。 .. image:: images/create_cloud_service/069.png :width: 445 :height: 312 Windows Azureストレージの作成 ============================= Windows Azureストレージは主にWindows Azureにデプロイした アプリケーションから使用するための永続ストレージです。 またWindows Azure PowerShellを使用してWindows Azureクラウドにデプロイを 行う場合も、ローカルコンピュータからパッケージファイルを保管する Windows Azureストレージが必要になります。 管理ポータルの「新規」→「データ サービス」→「ストレージ」→「簡易作成」から作成してください。 「地域/アフィニティグループ」には先に作成したアフィニティグループを指定します。 また「ジオレプリケーション」は以降の内容の中では不要ですのでチェックをオフにしてください。 .. image:: images/create_cloud_service/073.png :width: 445 :height: 312 クラウドサービスの作成 ====================== クラウドサービスはWindows Azureにデプロイするサービスの単位です。 サービスごとに、 **cloudapp.net** のドメイン名を持つ固有のURLが割り当てられます。 管理ポータルの「新規」→「コンピューティング」→「クラウド サービス」→「カスタム作成」から作成します。 「地域/アフィニティグループ」には先に作成したアフィニティグループを指定してください。 .. image:: images/create_cloud_service/071.png :width: 445 :height: 312 入力を完了すると新しいクラウドサービスが作成されます。