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2.3. Windows Azure SQL データベースを使用する

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3.1. プロジェクトを作成する

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3. Webサイト編

Windows Azure Webサイトは、作成したWebアプリケーションをWindows Azure上で予め稼動している共有型のWebサーバにデプロイするPasS型サービスです。カスタマイズやスケーリングなどの点で機能制限がある反面、アプリケーションの配備を素早く行うことができ、軽量なWebアプリケーションの展開に向いています。またアプリケーションのデプロイにGitを使用でき、OSS系のアプリケーション開発者に対する親和性にも配慮されています。

デプロイ先のサーバ上にはPython2.7インタプリタが予め導入されていますので、作成したWebアプリケーションとアプリケーションで使用するサードパーティライブラリを併せてデプロイすれば、Webサイト上のアプリケーションとして実行することができます。このため、使用するサードパーティライブラリも含め純粋にPythonスクリプトのみでアプリケーションを実装する(ネイティブライブラリを含まない)限りにおいては、開発用の端末として必ずしもWindows PCを必要とはしません。ただし以降の説明で掲載しているコマンド例等はアプリケーション開発時におけるWindows PCの利用を想定しています。

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