Windows Azureクラウドサービスは、専用の形式にパッケージングしたアプリケーションをWindowsサーバインスタンス上に自動配置するPasS型サービスです。複数サーバで構成されるサービスを単一のパッケージとして展開します。柔軟なスケールアウトが可能なほか、ステージング環境の提供などエンタープライズ向けの機能も充実しています。
なおクラウドサービス用のアプリケーション開発に必要なWindows Azure SDKはWindows版のみの提供となるため、アプリケーション開発用の端末としてWindows PCが必要となります。
なお以降の説明は、無償利用が可能なソフトウェアのみでアプリケーション開発環境を構成する場合の説明となります。商用版のVisual Studio(2010以上)をお持ちの場合は、後述のPython Tools for Visual Stuidoを使用することで、以降の説明内容と比較してより簡単にアプリケーション開発作業を行うことも可能です。
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