ここでは、アプリケーションをデプロイするWindows AzureクラウドサービスをWindows Azureサブスクリプション上に作成する手順について説明します。ここでの操作は主にWindows Azure管理ポータルから行いますので、Webブラウザでアクセスしてご自身のMicrosoftアカウントでサインインしてください。
アフィニティグループを作成し、各インスタンスやストレージをそのグループに所属させることで、それらのインスタンスやストレージがデプロイ先のデータセンター内部においても可能な限り物理的に近い場所に配置されるよう指定することができます。
管理ポータルの「ネットワーク」→「アフィニティグループ」→「作成」から作成します。アプリケーションをデプロイする予定の地域を入力のうえ作成してください。
Windows Azureストレージは主にWindows Azureにデプロイしたアプリケーションから使用するための永続ストレージです。またWindows Azure PowerShellを使用してWindows Azureクラウドにデプロイを行う場合も、ローカルコンピュータからパッケージファイルを保管するWindows Azureストレージが必要になります。
管理ポータルの「新規」→「データ サービス」→「ストレージ」→「簡易作成」から作成してください。「地域/アフィニティグループ」には先に作成したアフィニティグループを指定します。また「ジオレプリケーション」は以降の内容の中では不要ですのでチェックをオフにしてください。
クラウドサービスはWindows Azureにデプロイするサービスの単位です。サービスごとに、cloudapp.netのドメイン名を持つ固有のURLが割り当てられます。
管理ポータルの「新規」→「コンピューティング」→「クラウド サービス」→「カスタム作成」から作成します。「地域/アフィニティグループ」には先に作成したアフィニティグループを指定してください。
入力を完了すると新しいクラウドサービスが作成されます。